開発の基本概念
お墓の移設、清林寺の移動、そして住宅地開発に関する基本概念は。
桐原区全体の住空間を踏まえ、お寺を含めてあの鎮守の森は、心の癒しの場であり、
老若男女の交流の場所となる、住宅地を造りたい。
古くからの住民と、新しく移住して来た住民との接点として寺が機能し、その時代に即した住み安く楽しい、住宅地を造りたい。
次世代を担う子供達が、楽しく 明るく 仲良く 交流し人々が定住を望む、住宅地を造りたい。
荒んだ人々の心のケアーの為に、お寺は様々な情報を発信し、人々が安心して生活出来る、住宅地を造りたい。
揺り篭から墓場まで、人間として尊厳のある生き方の出来る、住宅地を造りたい。
土地利用の主旨
清林寺の住職様の御意見も取り入れた、街づくりの概念を基に、次のように土地利用を
考えて見ました。
1.人々の交流の場となる様に、お寺と保育園を住宅地とお墓の間に置いた。
2.お墓を本堂の南側に置き、明るい雰囲気の中で人々がお墓を訪れ、
お寺に立ち寄り、 お寺が人々の交流の場となるようにしたい。
3.お墓は薄暗い気味の悪い場所と言うイメージを一掃し、幼い子供達にとって、
おじいちゃま おばあちゃまのおうち、と言う雰囲気にしたい。
4.住宅地に隣接して保育園を置き、住宅地とお寺が保育園を取り囲み、
見守る様にしたい。
2011年5月5日 藤井 穆